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        萬(wàn)里の長(cháng)城考古発掘で初めて明代の銅銭を発見(jiàn)

        ソース:中國國際放送局作者: 2024-06-07 15:47

         北京市の北西郊外にある箭扣長(cháng)城(萬(wàn)里の長(cháng)城の一部)の第5期保護修繕プロジェクトの考古発掘現場(chǎng)で3日、銅銭(銅製の硬貨)1枚が発見(jiàn)され、その表面には「萬(wàn)暦通寶」の4文字があります。専門(mén)家の鑑定によると、これは明代の銅銭とのことです。

         同プロジェクトの責任者で北京市考古研究院の尚珩研究員は、「2018年に長(cháng)城考古プロジェクトを開(kāi)始して以來(lái)、明代の銅銭が発見(jiàn)されたのは初めてだ。長(cháng)城で警備に當たっていた將兵はお金を使う必要がなく、給料をもらったとしても麓の兵営で一律に支給される。そのため、今回発見(jiàn)された銅銭は將兵が所持していたお金を紛失したものである可能性が高い」としています。

         尚研究員は、銅銭が発見(jiàn)された120號敵臺(のろし臺)は建築様式から明代の萬(wàn)暦年間(1573-1620年)に建てられたものであるとみられ、今回「萬(wàn)暦通寶」銅銭が出土したことにより、ここで出土した一連の文化財が明代の萬(wàn)暦年間のものであることがより確実になったと分析しました。また、「この敵樓は一次的に崩壊し、崩壊時(shí)期が比較的早く、その後は外部からの人的な影響が少なかったため、古代の人が殘した文化財や遺跡がさらに発見(jiàn)される可能性がある」と指摘しました。

         箭扣長(cháng)城の120號敵臺は発掘以來(lái)、火薬を裝填するための鉄器、子銃(小型大砲の一種)、水がめの破片、青花磁器の破片などが相次いで発見(jiàn)されました。これまでの北京の長(cháng)城での考古発掘では、火砲(古代の大砲)、石雷(石の殻に火薬を詰めた簡(jiǎn)易な地雷)、箭頭(矢じり)などの武器や水稲、キビ、アワなどの炭化物も発見(jiàn)されました。

        編集:董麗娜

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